特定のバリエーション(およびその他のURL パラメーター)の強制実行
Optimizely には、特定のバリエーションの表示、バリエーションのイベントの追跡確認、Javascript ログの作成、ページ上のすべての Optimizely コードの完全な無効化を行えるようにするクエリーパラメーターがあります。
クエリーパラメーターの概要
次の URL パラメーターは各自のページ(Optimizely スニペットがある場合)およびホスト型プレビュー(Optimizely スニペットがページに配置されていない場合)で機能します。ここでは、それぞれの基本構文を示します。以下で各パラメーターの詳細を確認できます。
A/B テストの特定のバリエーションが表示されるようにするには:
?optimizely_xEXPERIMENTID=VARIATIONINDEX
例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1
MVT テストの特定のバリエーションが表示されるようにするには:
?optimizely_xEXPERIMENTID=1VARIATIONINDEX_2VARIATIONINDEX_3VARIATIONINDEX
例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1_0_2
これにより、セクション 1 のバリエーション 1、セクション 2 のコントロール、およびセクション 3 のバリエーション 2 が表示されます。
強制パラメーターを使用しているときに追跡を有効にするには:
?optimizely_force_tracking=true
例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1&optimizely_force_tracking=true
ブラウザーコンソールで JavaScript ログを作成するには:
?optimizely_log=true
例:http://mytestpage.com/?optimizely_log=true
Optimizely がページで実行されないようにするには:
?optimizely_disable=true
例:http://mytestpage.com/?optimizely_disable=trueoptimizely_disable = true
を使用すると、Optimizely は実行されません。
ヒント:
強制パラメーターは、開始前チェックリストに記載されている複数の手法の 1つです。強制パラメーターを使用した QA の後、テスト Cookie 手法を使用して、ライブ環境の変更をプレビューする必要があります。テスト Cookie の訪問者グループ条件は、すべてのターゲット設定条件(訪問者グループや URL のターゲット設定など)に従いますが、強制パラメーターはこれらの条件を無視します。デフォルトでは、強制パラメーターは、[強制バリエーションパラメーターを無効にする] チェックボックスをオフにしない限り、機能しません。この設定は、ホームページに移動して [設定] タブをクリックすると、[個人情報保護] セクションに見つかります。
A/B テストのバリエーションの強制
Optimizely にログインしている場合は、[バリエーション] タブをクリックし、[プレビュー] を選択することで常にバリエーションをプレビューできます。これにより、Optimizely プレビューコンソールで、エディターにロードされたページがライブでサイトに表示されます。
Optimizely コンソールにログインしないでバリエーションの実行を強制する場合、または同僚がログインしないでバリエーションを表示できるように共有リンクが必要な場合は、強制バリエーションパラメーターを使用できます。この方法では、サイト上の URL の最後にクエリーパラメーターを追加します。パラメーターによって、実験のターゲット設定条件(訪問者グループのターゲット設定とURL のターゲット設定の両方)に関係なく、ページのロード時に実行する実験およびバリエーションがOptimizely に通知されます。
クエリーパラメーターの形式は次のとおりです。
?optimizely_xEXPERIMENTID=VARIATIONINDEX
例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1
実験 ID:これは、実行する実験の ID で、エディターの URL(Optimizely エディターでページが開いているときに URL に表示される 10 桁の数字)と実験の診断レポート(エディターで [オプション]、[診断レポート] の順に移動)で確認することができます。
バリエーションインデックス:実行するバリエーションを識別します。0 はオリジナル、1 はバリエーション #1、2 はバリエーション #2、のように識別します。
重要:
optimizely_xパラメーターは追跡を無効にします。このパラメーターを使用した場合は、ブラウザーコンソールの [Network] タブに発生しているイベントが 表示されません。イベントを追跡する場合は、「クエリーパラメーターの概要」のoptimizely_force_tracking=trueをご覧ください。
多変量テストのバリエーションの組み合わせの強制
多変量テスト(MVT)のバリエーションを強制するには、次の形式を使用します。
optimizely_xEXPERIMENTID=[VARIATIONINDEX for section 1]_[VARIATIONINDEX for section 2]_[VARIATIONINDEX for section 3]
上記は一例です。
例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1_0_2
これにより、セクション 1 のバリエーション 1、セクション 2 のオリジナル、およびセクション 3 のバリエーション 2 が表示されます。
実行中の実験
現在実行されている実験でこのクエリーパラメーター機能を使用すると、強制するバリエーションがページに表示され、さらに、バリエーションに Cookie が保存されます。別のバリエーションに以前 Cookie が保存されたことがある場合は、強制パラメーターを使用すると、Cookie が切り替えられ、強制されたバリエーションに振り分けられます。
強制パラメーターによる条件付き手動アクティブ化
実験を手動でアクティブ化する場合、optimizely_xパラメーターでは実験はアクティブ化されません。バリエーションを強制するために実験を有効にする必要があります。
実験を条件付きでアクティブ化する場合、optimizely_xパラメーターで実験がアクティブ化されるのは、アクティブ化の条件を満たす場合(つまり、条件付きアクティブ化コードが true に評価された場合)のみです。