特定のバリエーション(およびその他のURL パラメーター)の強制実行

Optimizely には、特定のバリエーションの表示、バリエーションのイベントの追跡確認、Javascript ログの作成、ページ上のすべての Optimizely コードの完全な無効化を行えるようにするクエリーパラメーターがあります。

目次

1.クエリーパラメーターの概要
2.A/B テストのバリエーションの強制
3.多変量テストのバリエーションの組み合わせの強制
4.実行中の実験
5.強制パラメーターによる条件付き手動アクティブ化
 
 

クエリーパラメーターの概要

次の URL パラメーターは各自のページ(Optimizely スニペットがある場合)およびホスト型プレビュー(Optimizely スニペットがページに配置されていない場合)で機能します。ここでは、それぞれの基本構文を示します。以下で各パラメーターの詳細を確認できます。

A/B テストの特定のバリエーションが表示されるようにするには:

?optimizely_xEXPERIMENTID=VARIATIONINDEX

例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1

MVT テストの特定のバリエーションが表示されるようにするには:

?optimizely_xEXPERIMENTID=1VARIATIONINDEX_2VARIATIONINDEX_3VARIATIONINDEX

例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1_0_2

これにより、セクション 1 のバリエーション 1、セクション 2 のコントロール、およびセクション 3 のバリエーション 2 が表示されます。

強制パラメーターを使用しているときに追跡を有効にするには:

?optimizely_force_tracking=true

例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1&optimizely_force_tracking=true

ブラウザーコンソールで JavaScript ログを作成するには:

?optimizely_log=true

例:http://mytestpage.com/?optimizely_log=true

Optimizely がページで実行されないようにするには:

?optimizely_disable=true

例:http://mytestpage.com/?optimizely_disable=trueoptimizely_disable = true
を使用すると、Optimizely は実行されません。

ヒント:
強制パラメーターは、開始前チェックリストに記載されている複数の手法の 1つです。強制パラメーターを使用した QA の後、テスト Cookie 手法を使用して、ライブ環境の変更をプレビューする必要があります。テスト Cookie の訪問者グループ条件は、すべてのターゲット設定条件(訪問者グループや URL のターゲット設定など)に従いますが、強制パラメーターはこれらの条件を無視します。デフォルトでは、強制パラメーターは、[強制バリエーションパラメーターを無効にする] チェックボックスをオフにしない限り、機能しません。この設定は、ホームページに移動して [設定] タブをクリックすると、[個人情報保護] セクションに見つかります。

強制パラメーターは、[強制バリエーションパラメーターを無効にする] チェックボックスをオフ

A/B テストのバリエーションの強制

Optimizely にログインしている場合は、[バリエーション] タブをクリックし、[プレビュー] を選択することで常にバリエーションをプレビューできます。これにより、Optimizely プレビューコンソールで、エディターにロードされたページがライブでサイトに表示されます。

Optimizely コンソールにログインしないでバリエーションの実行を強制する場合、または同僚がログインしないでバリエーションを表示できるように共有リンクが必要な場合は、強制バリエーションパラメーターを使用できます。この方法では、サイト上の URL の最後にクエリーパラメーターを追加します。パラメーターによって、実験のターゲット設定条件(訪問者グループのターゲット設定とURL のターゲット設定の両方)に関係なく、ページのロード時に実行する実験およびバリエーションがOptimizely に通知されます。

クエリーパラメーターの形式は次のとおりです。

?optimizely_xEXPERIMENTID=VARIATIONINDEX

例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1

実験 ID:これは、実行する実験の ID で、エディターの URL(Optimizely エディターでページが開いているときに URL に表示される 10 桁の数字)と実験の診断レポート(エディターで [オプション]、[診断レポート] の順に移動)で確認することができます。

実験ID確認画面

バリエーションインデックス:実行するバリエーションを識別します。0 はオリジナル、1 はバリエーション #1、2 はバリエーション #2、のように識別します。

重要:
optimizely_xパラメーターは追跡を無効にします。このパラメーターを使用した場合は、ブラウザーコンソールの [Network] タブに発生しているイベントが 表示されません。イベントを追跡する場合は、「クエリーパラメーターの概要」のoptimizely_force_tracking=trueをご覧ください。

多変量テストのバリエーションの組み合わせの強制

多変量テスト(MVT)のバリエーションを強制するには、次の形式を使用します。

optimizely_xEXPERIMENTID=[VARIATIONINDEX for section 1]_[VARIATIONINDEX for section 2]_[VARIATIONINDEX for section 3]

上記は一例です。

例:http://mytestpage.com/?optimizely_x10730927=1_0_2

これにより、セクション 1 のバリエーション 1、セクション 2 のオリジナル、およびセクション 3 のバリエーション 2 が表示されます。

実行中の実験

現在実行されている実験でこのクエリーパラメーター機能を使用すると、強制するバリエーションがページに表示され、さらに、バリエーションに Cookie が保存されます。別のバリエーションに以前 Cookie が保存されたことがある場合は、強制パラメーターを使用すると、Cookie が切り替えられ、強制されたバリエーションに振り分けられます。

強制パラメーターによる条件付き手動アクティブ化

実験を手動でアクティブ化する場合、optimizely_xパラメーターでは実験はアクティブ化されません。バリエーションを強制するために実験を有効にする必要があります。

実験を条件付きでアクティブ化する場合、optimizely_xパラメーターで実験がアクティブ化されるのは、アクティブ化の条件を満たす場合(つまり、条件付きアクティブ化コードが true に評価された場合)のみです。

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